「ロミジュリ」終演のご報告

おかげをもちまして、創立50周年記念公演「ロミオとジュリエット」、無事 終演しました。これまでご来場いただきました皆さまへ、心より御礼申し上げます。また次の公演に向けて精進してまいります。アンケートやご感想へのご記入、合わせて感謝いたします。ここでは舞台写真とともに、一部ご紹介させていただきます。

※追加修正(写真撮影:出演者&大塚文夫) 更新(2025.5.20)


衣裳や大道具なしで演技ひとつで魅せるすばらしい劇でした。長いセリフも感心して拝見しました。



楽器隊がいらっしゃるのが面白かったです。舞台装置や派手なヘアメイクがないのにも関わらず、出演者の皆さんの素晴らしい演技で背景が見えるようでした。



久しぶりにことばの芝居を見て感動しました。一人一人の修業の成果なのでしょう。拍手です。



舞台と身体の全部を大きく使って演じておられるところを直接見るのは迫力が違い、すごく良い経験でした。元々知っているストーリーなのに没入してしまいました。



演技に迫力があり、生き生きとして、悲劇ではあっても輝いていて、深く感動いたしました。



装置なく生身をもってシェイクスピアの世界を表現する難しさによく立ち向かっていたと感じました。とてもおもしろかったです!



初めて演劇を見て、映像ではない、生の舞台から感じる熱量と臨場感に圧倒されました。



有名なロミオとジュリエットですが、初めて見ました。こんな悲しくも美しいお話しだったとは。2時間20分は長いかと思っていましたが、飽きずに最後まで集中してみることができました。



喜怒哀楽のエネルギッシュさがすごくて、終始圧倒されていました。序盤は楽しくて笑ったりニヤニヤしたりしていましたが、ティボルトが死んでからはずっと泣いたり泣き止んだりしていました。



小田島雄志さんの訳が好きで、今回も観劇しました。言葉のリズム感や、ダジャレが効いているところなど、とても良かったです。



かなしいお話しだったけど、分かりやすいえんぎをしてくれたのでよかったです。



ロミオとジュリエットの物語は演劇では見たことがなかったので、とても新鮮で、そして迫力があって、途中涙を流してしまいました。



大学生になって、少し大人になってしっかり見るロミオとジュリエットは、とても心にささりました。



渋谷のジァンジァンに通い詰めました。シアターの雰囲気や奏者との近さもジァンジァンに似ているような。若い役者の皆さんから元気をいただくのが楽しみです。



敢えて不可能と無謀に真正面から向き合った皆さんの無尽蔵の「勇気」に心から敬意を表します。




高木登氏より、観劇日記に載せていただいてます。↓

高木登 観劇日記-2025-022

2022年5月に高山健太が新たな代表となったシェイクスピア・シアターが、1年足らずの間に数名の劇団員退団などゴタゴタを抱えながらもここまで順調に公演を重ねてきて、今回、シェイクスピア・シアター50周年記念を無事に迎えることが出来たことをまず祝福したい。  新生シェイクスピア・シアターの最初の公演は、22年10月、国立西洋美術館・講堂における「版画で観る、舞台で聞く、『ハムレット』」で、23年5月に、『夏の夜の夢』と『間違いの喜劇』の一挙上演、同年9月に「国際シンポジウム文化交流としてのシェイクスピアの翻訳・協賛公演として『夏の夜の夢』を上演し、24年5月には、『ペリクリーズ』、同年11月にはコロナ禍で上演できなかった45周年記念としての『十二夜』を上演、そして25年の今年2月に、創立50周年記念前夜祭として22年に公演した『ハムレット』を1時間ものとして上演し、今回の『ロミオとジュリエット』の公演に至っている。  高山健太がリーフレットの挨拶文の中で、<『ロミオとジュリエット』は難しい作品だよ、という出口典雄の生前の言葉をあげ、実際、高山がシェイクスピア・シアターに在籍した15年間のうち、『ロミ・ジュリ』は40周年記念の1回だけだった>と記しているが、僕はこの公演を観ていないので今回比較しようがないのが残念である。  その「難しい作品」である『ロミ・ジュリ』を、50周年という節目に挑戦する果敢さに高山健太の意気込みを感じ、毎回、シェイクスピア・シアターの1期生である先輩の「公演に寄せて」の挨拶文の寄稿を受けて紹介しているのも、伝統あるシェイクスピア・シアターの諸先輩への敬意を感じさせる。  前置きが長くなってしまったが、今回のチラシのキャスティング表を見てまず感じたのは、シェイクスピア・シアターの3人の団員と他一人を除いて全員(8名)が女性であることと、ティボルトとキャピュレット、モンタギューとその夫人の名前がなく、ロミオとジュリエットがダブルキャストになっていることだった。  キャスティングについては当日配布されたリーフレットの配役表に、チラシにはなかった登場人物であ

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シェイクスピアシアター

演出家亡き後も、日本のシェイクスピアの語り方を求め劇団を継続。 1975年旗揚げ、81年にシェイクスピア全37作品の演出 そして上演達成(世界初)。 今後の上演には焦らず、慎重に。2022年より新体制で活動中。 YouTubeに出口典雄の講義を残してます。 2025年は創立50周年です。ただいま次回公演の準備中。 お問合せは→ info.shksprthr45@gmail.com

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