芸術鑑賞会のQ&A

 1975年の創立以来、全国の芸術鑑賞教室へ呼んでいただき、これまで600校以上の中学、高校で上演させていただきました!

 その中でも最も人気の高かった「間違いの喜劇」「夏の夜の夢」の2作品をご紹介しております。芸術鑑賞会をお考えの先生方、または舞台での催し物をお考えのご担当者様、ぜひ一度ご検討くださいませ。

◇公演に際し、先生方からよくいただく質問

訪問時やお問い合わせにて、担当の先生方から色々なご質問を頂戴します。 その中で、よく伺う質問をいくつかピックアップしました。

【Q1】シェイクスピアは中学生高校生には難しくありませんか?
【A】シェイクスピアは言葉が難しいと心配される方もいらっしゃいますが、劇中では現代的な言葉使いによって対話していきます。その中にも翻訳者小田島雄志による詩劇ならではの美しい台詞や、韻を踏んだ言葉遊びが入っており、それらがシェイクスピアをより身近なものに感じさせてくれます。 シェイクスピア作品の登場人物たちは様々な出来事に直面し、喜び、怒り、悲しみ、そして笑います。その感情は遠い昔のものではなく、現代に生きる私たちが抱く感情と何ら変わらないものです。登場人物たちはみなエネルギーに満ちており、生き生きと前に進んでいきます。そのことがわたしたちを物語へ引き込ませてくれるのです。

【Q2】どういう上演形式なのですか?
【A】大掛かりな舞台装置を一切使わず、小道具等のみを利用して、なるべくシンプルに上演するというスタイルを取っています。能や狂言のような形式とも取れますが、約400年前のシェイクスピアの時代も、このような形式で上演されていたと言われています。
準備、撤収をより迅速に行えると同時に、どんな場所でもスタイルを変えずに上演することが出来ます。 


【Q3】文化会館やホール以外の場所でも上演できますか?
【A】はい、できます。学内の講堂や体育館での上演実績もございます。最近では、学校近くの会館やホールを借りて上演を希望されるケースが増えております。

【Q4】公演前や公演後に交流会やイベント等はできますか?
【A】はい、こちらも行なっております。
これまでには公演前に学校に伺い、これから上演する作品やシェイクスピアについての授業をしたり、終演後には新聞部の皆さんから取材をお受けしたり、舞台袖やバックステージを案内するといったイベントを行ないました。その中で生徒の皆さんからの質問に直接回答したり、また感想を頂戴したり、改めて質疑応答の時間を設けたりしました。演劇部の皆さんからはシェイクスピアの長い形容をどうやってしゃべるのか、といった具体的な台詞の言い方について質問をいただいたこともあり、公演後により本格的に、演技のアドバイスや指導という形で交流が続いている学校もあります。

最近では、公演後に何名かの生徒さんに舞台に上がっていただき、先ほどまで聞いていた台詞を実際に声に出して読んでみる、という試みもありました。舞台袖で見ていた我々も感服するような素晴らしい読みをする方がいたり、全校生徒たくさんの人を前にして、緊張するなかで堂々と読んでいる姿に驚かされるばかりでした。


【Q5】所要時間はどの位ですか?
【A】上演時間の目安は以下の通りです。
 「間違いの喜劇」 1時間55分
 「夏の夜の夢」  2時間05分
またこのほか、舞台の準備時間に約3時間、終演後の撤収・バラシに1時間~1時間30分の時間がかかります。(文化会館等の施設を使用した場合の目安です)
下記ページもご参考ください。


>>予算のご相談やご質問、お問合せはメール
( info.shksprthr45@gmail.com )または上記フォームよりご連絡ください。担当よりご案内させていただきます。

写真:大塚文夫
編集:西山公介

シェイクスピアシアター

演出家亡き後も、日本のシェイクスピアの語り方を求め継続中。 1975年旗揚げ、81年にシェイクスピア全37作品の演出 そして上演達成(世界初)。 今後の上演には焦らず、慎重に。2022年より新体制で活動中。 YouTubeに出口典雄の講義を残してます。 次回公演は2025年2月1日(土)、2日(日)「ハムレット(1時間版)」! お問合せは→ info.shksprthr45@gmail.com

0コメント

  • 1000 / 1000