演劇パフォーマンス 版画で観て舞台で聞く「ハムレット」

西洋美術館の公式YouTubeチャンネルにて、演劇パフォーマンス〈版画で観て、舞台で聞く『ハムレット』〉の収録映像が公開されています。ぜひご覧ください。

合わせてパフォーマンスをご覧になったご感想を頂戴しました。

渡辺哲(シェイクスピアシアター1期生)

出口典雄氏亡き後、高山君を代表として再出発しようとしているs.シアター。
新生シアターの第一歩として今年1月13日に上野国立西洋美術館で、絵画とのジョイント芝居、ハムレットを観た。シンプルな装置、ムダのない演出、シアターの原点を観た気がした。さらに嬉しかったのは長く培われてきた出口氏の演技術を基本にしつつ進化している俳優を観ることができ、新生シアターにふさわしい船出を実感。
芝居とシェイクスピアが本当に好きという気持ちが真摯に伝わって来た。

今回の公演は従来のsシアターから、進化したシェイクスピアを作り出してくれると思います。まだまだ先は長い第一歩、楽しみにしています。

(2023年3月20日更新)



【追加公演情報】
2023年1月13日(金)
14:00〜の回、17:30~の回、ともに満席となりました。なお、西洋美術館の公式YouTubeチャンネルにて、収録映像が公開されております。
(2022年12月22日更新)


【公演動画公開】
西洋美術館の公式YouTubeチャンネルにて、先日の「版画で『観る』演劇」展関連イベントである演劇パフォーマンス〈版画で観て、舞台で聞く『ハムレット』〉の収録映像が公開されました。ぜひご覧ください。
(配信終了日:未定)
※本展は2023/1/22(日)まで開催。
映像はこちら▶https://youtu.be/RmUksKa8-LI

【追加公演情報】
2023年1月13日(金)
 14:00〜の回、満席となりました。
 17:30~の回は残席少なくなっています。

各回先着80名(観覧無料・要事前予約)
お申し込みは西洋美術館ホームページから。

(2022年12月16日更新)



【追加公演情報】
2023年1月13日(金)
 14:00〜の回、満席となりました。
 17:30~の回はご用意ございます。
→ご予約はお早めにお願いいたします。

各回先着80名(観覧無料・要事前予約)
お申し込みは西洋美術館ホームページから。
(2022年12月14日更新)



【追加公演決定!】
演劇パフォーマンス〈版画で観て、舞台で聞く『ハムレット』〉、おかげ様で好評につき、2023/1/13 (金)に2公演追加開催が決定いたしました!
・2023年1月13日(金)14:00~15:30
・2023年1月13日(金)17:30~19:00

各回先着80名(観覧無料・要事前予約)、申込受付は12/9(金)10時より開始いたします。お申し込みは西洋美術館ホームページから。↓
(2022年11月29日更新)




10月21日(金)に国立西洋美術館で行われた演劇パフォーマンスについて、シェイクスピア観照家の高木登さんより、講評をいただきました。↓
(2022年10月23日更新)

高木登 観劇日記-2022-020

シェイクスピア・シアターの創立者である出口典雄が亡くなった後、シェイクスピア・シアターで16年間活躍してきた高山健太が中心となって、2022年5月から新生シェイクスピア・シアターとして活動を再開し、学校公演や各種イベントの催しなどの活動を展開している。また、学生などの演技指導を通じて、シェイクスピアの魅力を若い世代に広めるアプローチも行っている。  そのシェイクスピア・シアターによって国立西洋美術館で開催されている<フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ―版画で「観る」演劇>の関連イベントとして、演劇パフォーマンス『ハムレット』が催されている。  西洋美術館地下2階の講堂での公演で、何もない空間である。そこに空間があれば、どこでも舞台になり得るということを証明するような舞台で、静かに、心を揺さぶる、感動的なパフォーマンスであった。  舞台は、展示会で展示されているドラクロワのハムレットの各場面の版画を背景にして、5人の出演者によって5幕のドラマが展開される。何もない空間ではあるが、パフォーマンスの背後に大写しされる版画によって舞台の情景が、まさに絵を見るようにその場の想像を膨らませてくれる。  何よりもすばらしいと感じたのは、この企画の中心であるドラクロワを口上役として、各場面の概要と展開を語って舞台を進行させていくその構成(演出)であった。  灰の中から甦ったというドラクロワは、シェイクスピアのロマンス劇『ペリクリーズ』の詩人ガワ―を彷彿させ、ドラクロワを演じる高山健太の口上の台詞が舞台上に磁場を起し、それが求心力となって舞台の中へ中へと自然と誘い込んでいき、その静かな落ち着いた口調がゆるやかな感動を呼び起こしていった。  出演者一同も、同じく灰の中から甦ってきたことを表象するかのような、絞り染めの灰色の衣装であった。  西洋美術館の講堂をデンマークのエルシノア城に想像させ、クローディアスの謁見の場から、エルシノア城の城壁にハムレット王の亡霊がハムレットの前に現れる場面へと続いていく。

mineyo-tk.main.jp




 国立西洋美術館よりご依頼いただき、19世紀フランス、ロマン主義の画家ドラクロワによる連作版画「ハムレット」をご紹介するパフォーマンスを披露いたします。


西洋美術館のホームページはこちら↓
以下、西洋美術館HPより引用させていただきます。

 >かつてシェイクスピアの時代、演劇とは「聞く(hear)」ものでした。舞台を彩る背景幕、装置などがほとんど存在しなかった初期近代演劇では、観客の耳と想像力に訴えかけることで、人々を物語の世界に誘ったのです。
 本イベントでは、劇団シェイクスピアシアターを出演者に迎え、悲劇『ハムレット』を上演いたします。小企画展〈版画で「観る」演劇 フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ〉で展示される、ドラクロワによる連作版画〈ハムレット〉に描かれた場面を中心とした翻案劇をお楽しみいただきます。
 ドラクロワをはじめとするロマン派の芸術家たちを魅了したドラマ、そして数世紀にわたり読み継がれ、聞く人の心を捉えてきた台詞の数々を、ぜひご堪能ください。

出演
劇団シェイクスピアシアター 

日時
① 2022年10月21日(金)14:00~15:30
② 2022年10月21日(金)17:30~19:00 
③ 2022年12月3日(土)14:00~15:30
④ 2022年12月3日(土)17:30~19:00

追加公演
⑤2023年1月13日(金)14:00~15:30
⑥2023年1月13日(金)17:30~19:00
※どの回も内容は同じです。開演30分前に開場します。

会場
国立西洋美術館講堂(地下2階)

定員
各回先着80名 (観覧無料)
※講堂内は、新型コロナウイルス感染症の感染予防を配慮した上で全席使用いたします。

参加方法
申込フォームに必要事項を記入の上、送信ください。
申込完了のお知らせがメールで届きます。当日はそちらを印刷してお持ちいただくか、画面にてご提示ください。
※申込締切(公演前日10:00 定員になり次第締め切ります。)

注意事項
※各種フリーメールにつきましては、当館からの返信が届かずに申し込みが完了できない場合もございます。

※お申し込みは、「申込完了のお知らせ」メールの受信をもって完了いたします。迷惑メールに分類される場合がございますのでご注意ください。【excursion@nmwa.go.jp】からのメールを受け取れるように設定してください。

※本プログラムは、悪天候・災害、事故、感染症の感染予防・拡大防止、その他のやむをえない事情により事前の連絡なく中止する場合があります。
※上演中、舞台の様子を撮影致します。後日、当館公式YouTubeチャンネルにて映像を期間限定で配信する予定です。

↓申し込みフォームはこちらから。

シェイクスピアシアター

演出家亡き後も、日本のシェイクスピアの語り方を求め継続中。 1975年旗揚げ、81年にシェイクスピア全37作品の演出 そして上演達成(世界初)。 今後の上演には焦らず、慎重に。2022年より新体制で活動中。 YouTubeに出口典雄の講義を残してます。 次回は11/7(木)〜10(日)「十二夜」@吉祥寺シアター お問合せは→ info.shksprthr45@gmail.com

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